価値観が変わる!?驚く変貌を遂げる運送業界の未来を聞こう!
今までの価値観がすべて変わっていく時代
少し前までは、運送業といえば、男性の世界でした。我社では、女性のトラックドライバーがいます。女性の中にも車の運転が好きだったり得意だったりする人がいるんです。だったらそんな人達にもトラックに乗ってもらったらいいと思って採用しました。
女性ドライバーの訓練は、男性ドライバーよりも少し時間をかけています。それは、車の大きさなどを体が把握する感覚が経験上小さくて、トラックの感覚を体得するのに時間がかかるからです。ただ、女性ドライバーは思い込みによる事故などは起こしません。また、運搬する物によっては、とってもデリケートなものもあります。そんなところは女性ドライバーに行ってもらった方がお客様から良い評価をもらうことがあります。
IoTやAIが働き方を変えていく
重い荷物の運搬などがメインの運送業界は男女の体力的な差もあって、男性の世界でした。今は、ものすごく機械が発達してきました。重作業はマテリアルハンドを活用し、仕事を軽労化することで、人にしかできない仕事作りに専念する方向に進んでいます。 例えば、今までは、ドライバーの作業のみの報告でしたが、今後はエンドユーザーの要望などを荷主に伝えていくサービスが必要と考えています。これらの情報を集約するとき、経験豊富な高齢者や話好きの女性の方が報告作業での評価は優位になります。
当社では、社内のシステムにIOTやAIの導入を進めています。これによりドライバーの行動や業務が把握しやすくなります。GPSによってどこの道を走っているのかがわかりますし、MAPのポイントをクリックするとその位置での車窓の景色が画像で表示されます。これをAIが読み込んでデータベース化することで、効率的なルートを提示することが可能になります。
どのくらいの作業時間になるかわからないから余裕を持った時間で雇用するということから、必要な時間をしっかり働いてもらえればいいという事に変わっていきます。これは、子育てや介護など時間的制約を持つ人にとって柔軟な働き方を提示できるようになり、働きたくても環境によって働けない人に門戸を広げる事に繋がります。時間的制限があるのは、人生の中では永遠ではありません。環境によってパートタイマー、期間雇用、長期雇用と柔軟に変えていける仕組みを作っておくことで会社の成長を担う良い人材を採用につなげていきたいと思っています。
「実績で認められる」という仕事の楽しみを感じてほしい
女性の雇用で神経を使うのは、人間関係です。好き、嫌いの感情や感性で物事を判断する女性脳が、組織で働く中で問題となることがあります。仕事に関係のないところにストレスを感じて、せっかくのよい人材が辞めていくというのは、会社にとってとても残念なことです。その中心者をみていると、根本に「自分が認められたい」という思いがあっての行動と感じます。そんな人はほんの一部なのに、その一部が、「やっぱり女性はね」という評価につながっているのも現実です。
女性に期待したいのは、「仕事の実績で認めてもらう」という毅然とした意識を持つこと。会社の組織の一員としてだけではなく、女性としてそれが当たり前という認識が社会全体に広がっていかないと世の中の女性の評価というのは変わりません。世の中を変えたいと思ったら自分たちで作っていくしかないのです。そして、今は世の中が大きく変わるとき。チャンスのときです。
実際に運送業という男性が当たり前の世界がIOTやAIによって変わってきています。「仕事で実績を出すことで認めてもらう」という仕事の醍醐味をぜひ、一緒に味わっていきましょう。
会社情報
- 株式会社ハンナ
- 代表取締役:下村 由加里
- 所在地:〒630-8442 奈良県奈良市北永井町372番地
- 事業内容:一般貨物自動車運送事業
- 資本金:1,000万円
- 従業員数:90名
- 設立日:昭和55年10月
- 担当者名:長谷川 佐恵
- HP: http://www.hanna-tp.co.jp/
- FB: https://www.facebook.com/hannatransport/
株式会社ハンナ様の話をもっと聞きたい方は、2月13日のオープンカフェへ。