当社は、介護業界の中では異色な会社だと思います。「介護」をキーワードにグループ企業として16法人あります。医療、介護、建設、士業、IT、給食、野業、旅行、教育、リゾート、旅館、国際事業、コンサルティング、人材紹介など様々な事業を展開しています。いろいろな事にチャレンジしたい人にとっては、チャレンジできる環境が揃っていると思います。私も最初は旅行業で入ってきました。それが今では、団体旅行もたまにやるけど、留学生の受け入れなどやっていて、これがやってみると面白い！職種が多彩で、どんどん変化している会社なので、自分の可能性にチャレンジしたい人に向いています。

現場でしっかり技術をつけた従業員は、技能講習会などの講師として介護スタッフを育成する仕事をしていますし、奈良市と木津川市で企業内保育所も開設するので、自分の子どもを預けらながら保育士として働ける仕組みが有ります。2018年４月からは、障がい者の就労施設を立ち上げることが決まっています。その中で、農業に興味を持っている人が障がい者の方と農業をやっていくことも可能です。

安定を求めている人にもピッタリです。私にも経験がありますが、家庭を持ちながら働く場合、家族のスケジュールが優先になりますよね。ハンバーガー屋などでアルバイトすると自分の思うようにシフトが組まれない場合が多い。その点介護現場は、アルバイトではないし、安定した就労があります。よっぽどのことがなければやめさせられることもないし、旦那さんの仕事の関係で、引っ越しなどをしてもどこでもすぐに働けるというメリットがあります。

2017年11月にはベトナムで現地の看護専門学校・短大と提携して、日本語・介護教室を開校します。今後はリハビリ施設を建設する予定もあります。ベトナムは長い内戦の影響もあって、人口の平均年齡が若いんです。ベトナムの若い人が日本に留学にきて、日本式介護を勉強し、ベトナムに戻った時にまだ、介護の必要な高齢者がいないのが現状です。でも、障がいのある人などはいますし、日本人がリハビリを兼ねてベトナムに長期滞在することも考えられます。海外でのリハビリは日本の理学療法士がやるリハビリとはまた違ったりします。アーユルベーダやマッサージなど独自の地域の文化を取り入れたリハビリを検討しています。

世界的に高齢化社会はかなりのスピードで進んでいて、介護施設がどんどん必要になってきています。日本では、来年度介護施設での運用や運営の内容が変わっていきます。介護のスキルもバージョンアップしていきます。日本の高い介護技術が世界に求められていく時代になっています。

現在フィリピンやベトナムなど海外からの留学生を受け入れて、日本の介護を教えています。日本の文化を教えるために資格をもっている職員が茶道を留学生に教えたりします。今度、ベトナムの事業では、現地へ行って日本の介護を教えていけるスタッフも必要です。介護の世界のこれからは、人と技術が交流していきます。

私自身が旅行会社と思って入ったら介護の会社でした。仕事をする中で、介護に関わる仕事が多く、現場を経験することも必要だろうと施設での現場にも入りました。やってみる思っていた以上に楽しい部分が多かったです。現場を経験すると教育などで現場での経験が活かせるなど、自分の得意分野に介護経験をプラスすることで仕事が広がっていきます。

当社の一番の特徴は「やりがいを感じて仕事ができる」ことだと思います。超少子高齢化時代に入った日本では、介護事業は今が追い風です。時代の波にのっています。当社の理念は「すべての人の未来のためによりよい生活と健康をサポート」です。生活と健康は同じ価値があり、それをどのように支えていくかが、会社の使命だと思っております。そのためには、これからの超少子高齢化社会の福祉の充実が急務です。眠っている女性のパワーに業界全体として期待しています。会社として女性が働きやすい仕組みやチャレンジしやすい仕組みを整えています。職種が多いから自分のもっているキャリアを活かせるチャンスも多い。

私も家族を持っているのでわかりますが、女性は今まで、男性や子どもなど家族や社会に遠慮してた部分あったと思います。今の時代はそれを蹴飛ばすことができる。たくさんの人と一緒に仕事をする中で、女性の方が芯が強いと感じます。心配する以上に周りの人が助けてくれるので、「案ずるより生むがやすし」で、介護業界にもチャレンジして欲しいと思っています。自分の可能性にチャレンジしたい人と繋がっていきたいですね。